日産で最も長い歴史を誇るスカイライン│最新技術搭載の1台が誕生

オクタン日本版編集部

1957年に生産開始され、モデルチェンジを繰り返して人々に愛されてきた日産のアイコン的存在でもあるスカイライン。現代では、プレミアムスポーツセダンとして位置づいているが、1959年には第一回日本アルペンラリーに参戦し優勝と3位を獲得しているという歴史も持つ。更には、1960年にはイタリアのカロッツェリア、ミケロッティが手掛けたスカイライン・スポーツも登場しており、日本の"顔"として存在してきたとも言えよう。


1960年 プリンス スカイラインスポーツ クーペ  トリノ国際自動車ショー出品車 
日本ではじめてイタリアンデザインを採用したモデル。


そして、誕生から62年が経った2019年、現代の需要に応えた機能を備えた新型が誕生した。長い歴史を持つスカイラインであるが、新しく時代に沿って誕生したスカイラインには、世界初の先進運転支援技術「プロパイロット2.0」が搭載されている。これは、高速道路の複数車線をナビゲーションシステムと連動して設定したルートを走行し、一定の条件下において同一車線内でハンズオフが可能となるシステムだ。



新搭載のインテリジェント ダイナミックサスペンションは、走行シーンに合わせてサスペンションの減衰力を緻密に制御し、車体の挙動を安定させる。スポーティな走行での優れた操縦安定性を実現するとともに、車体の揺れを低減して快適な乗り心地も実現した。

また、クルマと社会がつながることによる、全く新しいカーライフの提供を目指している日産は、スカイラインから新しいNissanConnectサービスを大幅に拡充するとのこと。具体的には、通信によりナビの地図更新が自動で行える「OTA(Over The Air)自動地図更新」や、ナビとスマートフォンの連携によりクルマに乗る前の現在地から車を降りてからの最終目的地までのシームレスな道案内を可能にする「ドアtoドアナビ」、車内がWi-Fi環境になる「docomo In Car Connect®」など、多彩なサービスが提供される。


1981年 ハードトップ 2000ターボ CT-E-S

ガソリン車には、「3.0L V6 ツインターボエンジン」を新搭載し、スカイライン史上最高の400馬力を実現した400Rもラインアップ。




1985年 スカイライン 4ドアハードトップ GT ツインカム24Vターボ パサージュ

最新技術が凝縮されているが、デザインにおいてもフロントに日産ブランドの象徴である「Vモーショングリル」の採用や、「スカイライン」のアイコンである「丸目4灯リヤコンビネーションランプ」の採用など日産のこだわりが詰め込まれている。ハイブリッド車には日産国内初採用のヘッドアップディスプレイや、アドバンスドドライブアシストディスプレイなど「プロパイロット 2.0」専用の装備がされている。目に留まる、新色のカーマインレッドは、光の当たり具合によって鮮やかな発色と深みのある陰影のコントラストを見ることができ、スポーティさが表現されることでスカイラインらしい印象を生んでいる。

これからも日本の自動車界を代表する存在として、支持されていくであろう。


価格は、ナビ連動型の自動運転ができるハイブリッド(HV)モデル 547万円~



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