アストンマーティンQによる 60台限定の特別エディション登場│カラーの意味は?

Aston Martin

グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでは、毎年モータースポーツエンスージアストたちが巨大オブジェに心を躍らせるものだ。2019年度は、グッドウッドでの初走行70年と、ル・マンでのワンツーフィニッシュ60周年を祝いアストンマーティンDBR1が注目を集めていた。

そして、続々と新モデルが発表されている中、アストンマーティンはヴァンテージ・ヘリテージ・エディションを新たに発表した。特別なボディカラーと、エアロキットが装備される限定モデルだ。

生産台数は60台限定で、アストンマーティンのビスポーク部門である「Q」によって手掛けられる。カラーは6色がラインナップし、それぞれアストンマーティンの歴史に残るレーシングカーへのオマージュを込めたものとなっている。



"レーザーブレード"というグリーンとシルバーのヴァンテージは1923年にブルックランズの1500ccクラスにて2つのレコードを樹立した1台、レッドの「アルスター」は1935年のル・マンを3位でフィニッシュした戦前のアストンマーティンを象徴する1台、イエローとグリーンの1台は1950年代のDB3S、レッド・ブルー・ホワイトの3色を身にまとう1台はグループCのモンスターカー AMR1、ガルフカラーは1928年にアストンマーティンが参戦した耐久戦に参加した1台、2007年と2008年にル・マンで優勝したDBR9という内容となっている。


このヘリテージ・エディションに装着されるエアロキットはこのモデルのための特別仕様となっている。カーボンファイバー製のリアウィング、ロントスポイラーなどで構成され、190mphで194kgのダウンフォースを増加させるとのこと。

価格や販売予定など、具体的な情報は未発表。

オクタン日本版編集部

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