世界中から集まった100台以上のフェラーリがイタリア南部をツアー

Ferrari

世界中から100台を超えるフェラーリがイタリア・カンパニアに集結し、第8回目のフェラーリ・カヴァルケードが開催された。このイベントは、フェラーリオーナーへ特別なドライビング体験を提供する場であり、現代のフェラーリ・モデルに備わったパフォーマンスを美しいコースで存分に堪能できるのだ。

今回のイベントには、フェラーリ・ポルトフィーノや488 ピスタ ピロータといった最近のモデルから、フェラーリ・エンツォおよびラ フェラーリ アペルタなどの限定スペシャル・シリーズまでが集まった。



世界20ヵ国以上から、200名以上のコレクターとファンがクルーを構成。その中には、ヨーロッパ、米国、中東からの大きなグループや、東アジア、ニュージーランド、オーストラリアから足を運んだ多数の参加者も。フェラーリというブランドが、どれほど世界的に注目されているかを表しているともいえよう。

こうした国際的なグループがツアーをスタートさせると、そこにはカンパニアならではの、きわめて多彩な風景が待ち受けていた。参加者らは愛車のフェラーリを運転し、アマルフィ海岸のほか、パルテニオ州立公園からヴェスヴィオ山のスロープ群に至るカンパニアの内陸部を巡り、そこに広がる唯一無二の景色を満喫した。



ツアーがスタートしたのは6月18日の火曜日。都市のベネヴェントを訪れた際にはコルソ・ガルバルディでフェラーリの各モデルが称賛された。次の日には、各車両はサレルノのウォーターフロントでそれぞれの姿を披露すると、アマルフィ海岸のヘアピンカーブを抜けてソレントに向かった。6月20日、カゼルタ宮殿とナポリの中心地に姿を見せたカヴァルケードは、プレビシート広場に立ち寄り、4日目と最終日には、湾を彩る一つの宝石と化し、カプリからアナカプリに向けて車列を進めた。



カヴァルケードの特別なプログラムと豪華なショーは、フェラーリ・オーナーためだけではなく、現地の人々や旅行者のためのものでもある。イタリアが生んだ世界的自動車ブランドとイタリアが持つ自然の美しさを象徴するようなロケーションと結びつけるのもこのイベントの役割であるのだ。

オクタン日本版編集部

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