世界で最も長いポルシェ356?!リムジンがオークションに出展される

RM Sotheby's

2013年、車コレクターのジョン・ディクソンはオハイオにあるミュージアム"Taj Ma Garaj"を残したまま、この世を去った。



そして、そこにあったコレクションのすべてが、9月に開催されるオークションに出展されることとなった。VWとポルシェを主に30台を超える車と、オートモビリアコレクションがオークションにかけられる。その中で、特に人々の注目を集めている1台がある。それが、この1953年 ポルシェ 356 リムジンである。

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オリジナルの姿はもちろんポルシェ 356 pre-A クーペだが、見ての通りリムジンでありソフトトップのサンルーフやドアが架装されている。それらのパーツはVW ビートルから取ってきていると予想される。しかし、356 pre-Aの特徴であるセパレートのフロントウィンドウはそのまま残されている。

内装は美しいキャメルブラウンに仕上げられており、カーペットもレザーとマッチするようブラウンのものが敷かれている。後部座席との間にはグラスを置くためのミニテーブルも備えられ、リアにはロイターのバッヂが付けられていることから、カスタムにおいて何か施しがあったと予想される。



完成度の高さからも非常に興味深い1台であるが、いつ、どこでこの姿へとカスタムされたのか詳細は不明。推定落札価格は、15万ドル(約1620万円)~25万ドル(約2700万円)となっている。

オクタン日本版編集部

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