2人の操縦士が語る│ポルシェ917とコンコルドが活躍した時代

Porsche AG

イギリスとフランスのコラボレーションによって誕生した、世界最速旅客機コンコルド。初飛行から50年が経ってもなお、その姿は未来の航空機のようにも見える。

また、伝説のレーシングマシンであるポルシェ 917が生まれた時からも50年が経った。大胆で素晴らしい技術を持つチームによって開発されたマシンは軽量ボディで520馬力のパワーを発揮し、ポルシェがモータースポーツ界で持つ力を広く知らしめるきっかけになったのではないだろうか。

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現在、ポルシェ・ミュージアムチームは917の50周年を記念し、様々な地での展示を行っている。先日は4台の917がグッドウッドサーキットで走行を果たし、今回はコンコルド002が展示されているイングランドのロイヤル・ネイビー・フリート・アーム・ミュージアムを訪れた。



50周年を迎えた歴史に残る2台のマシンが並ぶ光景は圧巻だ。これにあたり、917を誰よりも知るドライバーとも言われるリチャード・アトウッドと、コンコルドのパイロットをしていたティム・オーチャードがミュージアムを訪れた。

ティム・オーチャードは、"コンコルドと同時代に活躍していた917は魅力的でした。この2つのマシンは同じゴールを目指して開発されていたものでしょう。この車を運転することは極めて恐ろしいことであると聞きました。また、私が9年間操縦するチャンスを得ることができたコンコルドをリチャードに紹介できたことも嬉しく思います。コンコルドのようなマシンは、後にも先にもありません。ジェット戦闘機のようでもあり、旅客機でもあるのです。コンコルドが持つパワーは常識の範囲を越えていました。ポルシェとコンコルドは、背景にある人々の情熱や、歴史に残るパフォーマンスを生み出す点においてもスピリットを共有している関係にあるでしょう"とコメントしている。


リチャード・アトウッドは、"多くの人と同じように、私もコンコルドの大ファンです。いつか操縦してみたいとずっと思っていました。917もコンコルドも非常にピュアでシンプルなマシンだと思います。それは、外観においてもエンジニアリングにおいてもです。どちらも現代に至っても並外れたパワーを持っているでしょう。コンコルドをじっくりと説明してくれたティムに感謝します。1960年代終盤、1970年代初期の日々を思い出しました。気持ちをひたむきに注ぎ、信じ続ければ何事も成し遂げることが出来た時代でした。"とコメント。

ポルシェの故郷である、ドイツに位置するポルシェ・ミュージアムでは5月14日~9月15日まで917にフォーカスした展示が開催されるとのこと。"Colours of speed"と名付けられ、10台のカラフルな917を一挙に見ることができる。

オクタン日本版編集部

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