イタリア・ヴィラデステで、ロースルロイスがエレガントな特注クーペSweptailを披露

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イタリアのコモ湖畔で1929年から毎年開催されているConcorso d’Eleganza Villa d’Este(ヴィラデステにおけるコンクール)は、ヴィンテージカーの優雅なコンペティション。今年も5月下旬に開催された。

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そこで披露された特別な車がこのロールスロイス・スウェップテイル(Sweptail)だ。古いヨットのコレクターでもあったクライアントの、特別なオーダーによって作成されたこのスウェップテイル。1920~30年代のヴィンテージ・ロールス・ロイスのデザインに加え、ヨットからインスパイアされたこの「オートクチュール」のような車は、4年の歳月を経て完成したという。オーナーは「08」というナンバーの付いたこのSweptailを、金曜日のプライベートパーティにてお披露目し、土曜日のヴィラ・デステの公開を終えて、早速ドライブに出掛けたという。

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スタイリングではフロントフェイスがよりゴージャスにモディファイされ、また、宇宙船のようにも見えるガラスルーフはリアエンドに向かって綺麗に絞り込まれている。ウッドがふんだんにあしらわれたインテリア。シャンパンフルートがセンターコンソールから電動で現れたり、帽子を置くスペースが用意されているあたりも愛嬌である。伝統の英国車らしく右ハンドルを採用。453bhpという適正な出力を発揮する6.6ℓエンジンを搭載している。

もしそれだけの長い期間と、およそ10億円をはるかに越える対価を楽しむことができるかたは、ここをチェックされることをお薦めしたい。

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