マセラティが生み出したモンスターがオークションに出展される

Images: RM Sotheby's

マセラティが2006年のボローニャ・モーターショーにて発表したサーキット専用車であるマセラティ MC12 コルサがオークションに出展される。プロトタイプ1台と、販売用の12台のみ製造されたうちの1台である。MC12 コルサは6.0リッター V12エンジンは、745hp/8000rpmを発揮し、最大トルクは740Nm、最高速度330km/hにも及ぶモンスターマシンだ。



そして、今回出展されているスピードイエローのマシンは、UAEのマセラティ・レースチームにて保有されていた車両で、充分なメンテナンスを受けてきていたもの。走行距離はたったの2015km。





ベースとなっているMC12はフェラーリの"エンツォ"をもとに開発されたもので、コルサはフェラーリFXXに対抗できる究極のサーキットカーだとも言われている。

販売当時は、1億5300万円であったが、RM Sotheby’s Amelia Island オークションでの推定落札価格は160万ドル(約1億7600万円)~200万ドル(約2億2000万円)となっている。公道走行は不可であることを考えると、サーキット利用予定のない人物が購入すれば"箪笥の肥やし"になってしまうだろう。

オクタン日本版編集部

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