貴重なアストンマーティンDB4 ヴォランテが競売にかけられる

今日においても、アストンマーティンは美しい車を生み出している。しかし、クラシックのアストンマーティンのデザインは、デザイナーが安全規則に従う必要が無かったため、更に魅力に溢れているのだ。70台製造されたDB4ヴォランテは1960年代の英国を代表する1台であろう。ここにあるシャシーナンバー#1173の麗しきDB4ヴォランテは1台しか存在しないビスポークモデルなのだ。そして、レトロモービル2019で競売にかけられることが決まった。

DB4はスタンダードなスペックなものでも充分に貴重であるが、#1173は当時アストンマーティンブランドを所有していたデイビッド・ブラウンの友人のために製造されたものだ。右ハンドルのコンバーチブルで、GTエンジンを搭載しているオンリーワン。スタンダードなDB4ヴォランテは2014年、1億円近い価格が付けられている。



DB4は1958年に、他のパワフルなGTモデルと競うため登場した。1959年にはアルミニウムボディで、ショートホイールベースのライトウェイトモデルが登場している。1961年より、コンバーチブルモデルのヴォランテが発表されたが70台のみで製造終了した。

この1台は、アストンマーティンワークスでレストアを終えたばかり。徹底的なアストンマーティンの技術が詰め込まれている。

アストンマーティンワークスはレトロモービルで他にも、ヴァンテージ V600や1968年 DB6 ヴァンテージ、1960年 DB4 シリーズⅡなども展示する。その車はすべてオークションにも出展されるとのこと。どのような結果になるのであろうか、目が離せない。

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