伏し目のスポーツカー│フェラーリ・デイトナの魅力を改めて考えてみる

174mphのパワー、フロントエンジンの美しいデザイン、すべての要素がフェラーリ デイトナの魅力を引き出す。

このフェラーリは、正確には"デイトナ"ではなく"365GTB/4"だ。"デイトナ"というニックネームは、1967年のデイトナ24時間でフェラーリがトップ3を独占したことから付けられたものだ。

275GTB/4に続き発表され、250GTの血も受け継いでいる。長いノーズの伏し目しかめ面はピニンファリーナによってスタイリングされたものだ。初期のフェラーリV12クーペモデルに比べると、圧倒的に洗練された印象を受ける。デイトナのパースペックスヘッドランプは1971年にポップアップユニット(リトラクタブルライト)に変更された。スタイリッシュなクーペモデルに加えて、わずかな台数でスパイダーモデルも製造されている。1973年にデイトナは製造終了しているが、生産台数が少なかったスパイダーモデルへと改造されているものも多い。

フェラーリエンスージアストは、GTクラスのプライベートチームのキャンペーンのために製造されたレーシングタイプのデイトナを溺愛している。356GTB/4 コンペティツィオーネはライトウェイトボディに、450bhpのパワーを持っている。1970年代初頭のル・マンでGTクラスを走り抜けていた。

エンジン型式:V型12気筒 DOHC 4,390cc
最高出力:352hp/7,500rpm
最大トルク:44kgm/5500rpm
トランスミッション:5段MT
駆動方式:FR
車重:1280kg

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