シリーズ:ビューティフルカーライフ vol.5
鈴 琢磨 『HACKETT LONDON』ブランドアンドマーケティングマネージャー
今回は、英国トラッドを代表するアパレルブランド 『HACKETT LONDON』 ブランドアンドマーケティングマネージャーの鈴 琢磨さんに、ロータスエキシージSを選んだ理由と日頃のカーケアについて話を伺った。
横浜市鶴見区生麦でオープンした新生シュアラスターラボにて、鈴 琢磨さんと、愛車である2014年式ロータスエキシージ S。さまざまなアパレルブランドのブランディング担当者や新生ブガッティジャパンの広報 /ブランドマネージャーを経て『HACKETT LONDON』ブランドアンドマーケティングマネージャーに。東京都杉並区出身。
子供の頃から車が好きで、中学生のときは当時幕張メッセで開催されていた東京モーターショーがどうしても観たくて、 都内の自宅から千葉の幕張まで自転車で行きました(笑)。
20代はフォルクスワーゲンゴルフⅡだけを3グレード乗り継ぎ、30代はアウディの初代TTに11年間、14万km乗りました。しかしTTが本当に素晴らしかったせいで、"40代で 乗るべき車"がなくなってしまったんですよ。38歳から41歳 にかけて3年間悩みましたが、結局このロータスエキシージ Sに決めました。今から2年前、日本に1台だけ残っていたブリティッシュ・レーシング・グリーンの新車です。
エキシージSに決める前の2011年、『ジャパン・ロータスデー』に行く機会があったのですが、実はそのときに衝撃を受けたんです。どんな衝撃かって、ロータスオーナーの皆さんが揃いも揃って「本当に穏やかな人々だった」ということです。車のビジュアルは見てのとおりなのに、皆さん本当に紳士で、公道での運転も非常に穏やか。
私はアパレル関係のブランディングが本職なのですが、ブランドというのは、半 分は製品それ自体が作るものですが、残る半分は「その製品のユーザー」が作るものだと思っています。その意味で、ロータスというのはなんて素敵なブランドなんだ! と思ったわけですね。 そして約2年前にこのエキシージSを入手したわけですが、 実際に乗ってみて、「ロータス=素晴らしい」という当初の予感は完全に正しかったことがわかりました。私はセカンドカーを持っていませんので、当然不便な部分もあります。
でもそれは「生活の断捨離」を適切に行えば、別にどうってことないんですよ。冷静に考えてみると、私が車に求めている本質 は "楽しさ" なんです。"実用" は、例えば電車で代替するこ ともできます。しかし "楽しさ" を求めるのであれば、「ロー タス エキシージSがある生活」というのはほぼ代替不可能です。もうね、ぜんぜん飛ばさないんですが、普通の速度で走っているだけで「すべてが非日常」ですので、楽しくて仕方ないですよ。ディーラーの方から聞いた話では、同モデル ロータスユーザーの平均的な走行距離は多くても年間 3000km程度らしいのですが、私は思わず年間9000km 走ってしまいましたから(笑)
ボディケアは、購入時にコーティングをしてもらったのと「屋根付き駐車場に停めている」という以外は特にしていません。 が、洗車は大好きですね。やるときは7~8時間ぐらいかけて徹底的にやりますよ。洗車って "無心" になれるじゃないで すか? あの状態が大好きなんです。
今回、シュアラスターの最上級ラインである『マスターワークス』のワックスを施工したわけですが、誇張抜きで驚きましたね。前述のとおり7~8時間かけて洗車してますので(笑) ボディの状態には自信がありましたが、グリーンの深みが段違いに増しています。で、施工性もすごくいい。スーッと軽やかに伸びて、そしてスッと拭き上げられるんですね。こんなに手軽に、こんな艶と深みが出せるとは...正直、ワックスというジャンルに対するイメージが大きく変わりました。
シャインマスターの青木さんいわく 「もちろんマスターワークスという製品の素晴らしさもありますが、新しい車であっても、普段からきちんと洗車されている車だからこそ、この深緑の艶と深みが出るというのはありますね」
エキシージSに施工されたシュアラスターの新しい最上級ライン『マスターワークス』。
文:谷津正行 Words:Masayuki TANITSU
写真:奥村純一 Photography:Junichi OKUMURA
SurLuster
https://www.surluster.jp/
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